アメリカ大統領選挙でトランプ氏と熾烈な争いを繰り広げた、ジョー・バイデン氏。
バイデン氏は78歳という、アメリカ史上最高齢で大統領就任しました。
そんな彼の一家には、実はいろいろな黒い噂があります。
今回は、バイデン一家の逮捕歴についてまとめました。
バイデン一家は犯罪一家?逮捕歴が笑えない!?
とても仲睦まじいバイデン一家の写真ですね。
ですが、実は逮捕歴があるというのです。
逮捕歴がある方を家系図にしました。(バイデン氏の妹・バレリーと弟・ジェームスには逮捕歴はありません。)
結構すごいですよね。。
では、一つずつ見ていきましょう。
※その他、バイデンの家族構成や家系図を確認されたい方はこちらの記事を参照ください。
ジョー・バイデン(本人)
1987年 大統領予備選で学歴詐称
バイデン氏は、実に3回、大統領選挙に立候補しています。
- 1987年:演説の盗用を指摘され撤退
- 2008年:予備選挙の序盤戦で支持を伸ばせず撤退
- 2020年:見事勝利を収めた
最初の1987年の大統領選では、演説の際、ジョン・F・ケネディ元大統領などの名文句をそのまま盗用したことが発覚し撤退したそうです。
もちろんこのことも影響はあったかと思いますが、実は学歴詐称が原因だったとも言われています。
1987年の民主党大統領予備選の際に、バイデン候補が途中で降りた理由が学歴詐称だったというのは、民主党重鎮の秘書から聞いた話である。
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/62698
当時、彼の学業成績を誇張していることがわかったというバイデン氏のニュースもありました。
In 1987 @JoeBiden dropped out of the US Presidential race. Do you know why? He was caught plagiarising and exaggerating his academic record. #WakeUpAmerica, he is still the same man.
pic.twitter.com/sHdyWDGftK— Tarek Fatah (@TarekFatah) October 24, 2020
シラキューズ大学の大学院に入学後、1年生の時に他人の論文の盗作を行い、懲罰委員会「有罪」の判定を受けました。
ロバート・ハンター・バイデン(次男)
亡くなったバイデン氏の前妻との息子で、次男のハンター。(2020年現在50歳)
弁護士であり実業家ですが、彼は、今までにウクライナ疑惑やロシア疑惑、中国疑惑など様々な不正に関与していたと言われています。
また、重度のコカインスモーカーでもありました。
1988年 薬物所持で逮捕
1988年、ハンターは薬物所持によりニュージャージー州で逮捕されました。
ところが、裁判前に訴訟手続きが干渉され、事件に関する記録も消されたそうです。
2013年 コカイン使用で米海軍予備校を除隊
ハンターは、2012年から予備役将校を務めていました。
ところが、2013年の薬物検査でコカイン検査で陽性と判定され、米海軍予備役を除隊処分となっています。
2018年 クラブで薬物パーティー
2018年、ワシントン州の某クラブでの薬物使用で現行犯目撃された。
薬物乱用とアルコール依存症のため、少なくとも6回はリハビリテーション病院に通ったものの、1回も懲役されたことがありません。
アシュリー・ブレイザー・バイデン(次女)
現在の妻ジルとの間に生まれたのが次女のアシュリー。(2020年現在39歳)
テュレーン大学を卒業し、ペンシルベニア大学で修士号のソーシャルワークを取得。
貧困の撲滅を目指し活動をしています。
1999年 大学時代に大麻保持で逮捕
1999年、テュレーン大学在学中のアシュリーは大麻の使用により逮捕されています。
ほどなくして釈放されてはいますが、当地の警察の証言によると、逮捕されたアシュリーは間違いなく、当時 デラウェア州上院議員ジョー・バイデンの娘だったそうです。
2002年 警察官を襲撃して逮捕
2002年、20歳のときに警察官を襲撃したとして逮捕されています。
アシュリーと友人はシカゴ市で他人と揉め事をし、駆けつけてきた警察官に、アシュリーはビール瓶を警察官に投げつけたそう。
逮捕されましたが、すぐに釈放され、起訴もされませんでした。
2009年 コカインを使用の動画が流出
2009年、アシュリーが27歳のときに、友人と共にコカインを使用するビデオが流出しました。
このときはバイデン氏が副大統領だったときでした。
これは、アシュリーの友人がその動画をニューヨークポストに200万ドルで売り込もうとしたそうです。
交渉により価格は40万ドルに下がったそうですが、友人に売られてしまうアシュリーが少し不憫ですね。
フランシス・フランク・バイデン(弟)
ジョー・バイデン氏は、4人兄弟の長男です。
- ジョー
- ヴァレリー
- フランシス
- ジェイムズ
その中でも、弟のフランシスは、数々の逮捕歴がありました。(2020年現在66歳)
ですが、現在はベルマン法律事務所の高級コンサルタントとして就任しており、逮捕されてた経歴には沈黙を貫いています。
今でも普通に過ごしているのは、バイデン一家だからなのかもしれません。。
1999年 死亡ひき逃げ疑惑
1999年、フランシスはウィリアム・アルバノという人物をひき逃げし殺したのではないかと言われています。
亡くなったウィリアム氏に、フランシスは約100万ドルの借金をしていました。
その後、ウィリアム氏は交通事故で亡くなったのですが、ひき逃げした車にはフランシスの姿があったそうです。
ウィリアム氏の遺族は、フランシスが法的責任を持つべきだと語っていますが、現在もなお無罪のままです。
2003年 飲酒運転で逮捕
2003年8月、49歳だったフランクはフォートローダデール市で飲酒運転の罪で逮捕されました。
6ヶ月間の免許停止処罰を受けています。
2003年 窃盗で逮捕
飲酒運転と同年、フロリダ州にあるビデオレンタルチェーン店の「ブロックバスター」でDVDディスクを2枚窃盗した疑いで逮捕されています。
その後、不起訴処分となっています。
2004年 不法運転で再度逮捕
2004年、飲酒運転で取り消された運転免許証を持って不法運転をしたため、再び逮捕さました。
このときは、3ヶ月間の刑務所外再教育講習を受け、懲役を逃れました。
キャロライン・バイデン(姪)
バイデン氏の弟のジェームズの娘であるキャロライン。(2020年現在33歳)
バイデン氏にとっては姪に当たりますが、この方もかなり逮捕歴があります。
ちなみに、このキャロラインの父・ジェームズ(バイデン氏の弟)はアルコールと薬物中毒に苦しんでいるそうです。
以下の逮捕歴を見ると、父親の影響も少なからずあるのかもしれませんね。
2013年 警察官暴行で逮捕
2013年9月、キャロラインは家賃問題で同居人ともめ事になり警察署に行くことに。
警察署で暴れ、警察を故意に突き飛ばしたということで逮捕されました。
ところが、キャロラインは情緒不安定で、治療を受ける必要があることを理由に、不起訴処分になりました。
2017年 盗んだクレカを不正利用
2017年、キャロラインは他人のクレジットカードを使って、ビゲロー薬局に不正な顧客アカウント作成し、
ヘアブラシやスキンクリームなど11万ドル以上を不正利用したため重罪を問われました。
ですが、キャロラインの弁護士は検察官と取り引きし、キャロラインを軽い窃盗罪のみにして、懲役を逃れさせました。
2019年 飲酒運転・無免許運転で逮捕
2019年8月、ペンシルベニア州のローワー・メリオン郡区で車を木にぶつけ、飲酒運転および無免許運転の容疑で逮捕されました。
さらに車内では、規制薬物であるカリソプロドールとロラゼパムの薬瓶が見つかったそうです。
当時、警察ときちんと話ができなかったそうで、薬物を使用しながらの運転だったのでしょうか。
この逮捕については、バイデン氏が翌年(2020年)に大統領選に出馬するため、有耶無耶にされ、出廷は大統領選挙の翌日の2021年11月4日。
本人は飲酒運転を認め、5か月以上の保護観察、20日間のリハビリが科せられました。
まとめ
このようにして、バイデン一家の逮捕歴を見てみると、かなり色々なことがありました。
大統領となる方々のご家族が、ここまでの逮捕歴あるのはなかなかない気がしますね。
ご自身と家族は違うとは思いますが、家族のスキャンダルが命取りになることもあります。
大統領の親族という特権を使うことも大いに考えられますが(既に使っていると思いますが)
「アメリカ大統領の家族なんだ」という意識を持って、活動されることを望みます。