バドミントン世界ランク1位の桃田賢斗選手が2020年1月13日、マレーシアのクアラルンプール近郊の高速道路で交通事故に巻き込まれたとの報道がありました。
オリンピックが迫る中での事故ということで、とても心配ですよね。
今回は、桃田賢斗選手の怪我の状況とオリンピックへの影響についてまとめてみたいと思います。
桃田賢斗選手の事故状況は?
桃田賢斗選手は、1月12日にクアラルンプールで行われたマレーシアマスターズで優勝しました。
そして、1月13日未明にマジュ高速道路でタンクローリーに追突するという交通事故に巻き込まれたようです。
運転手ババンさんは死亡しましたが、同乗者の4人はいずれも軽症とのことです。
現在桃田賢斗選手は、現地のプトラジャヤ病院で治療を受けているようです。
本当に軽症?桃田賢斗選手の怪我の状況は?
ニュースでは、「鼻の骨折」と報道されています。
ですが地元メディアでは、「鼻の骨折」以外に「頬の骨折」と「唇が切れて縫合した」との報道がありました。
桃田賢人選手の事故後の様子も画像がありました。

鼻にガーゼ、眉間と唇には傷が見えます。
右腕にも包帯が巻かれています。
実際の事故画像も見てみましょう。




悲惨な事故状況が伺えます。
これは本当に軽症で済んだのか、疑問が残るところです。
桃田賢斗選手の怪我は全治何ヶ月?
それぞれの怪我について、どのくらいで完治するのか見ていきたいと思います。
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引用: 日本医科大学武蔵小杉病院
- 鼻の骨折(画像のオレンジ部分)
全治1ヶ月とのことです。
鼻にはギプスや包帯を巻けないため、基本的には安静しかないそうです。
- 頬の骨折(画像のピンク部分)
こちらも全治1ヶ月とのことです。
口が開きにくい、ほほの感覚がにぶい、歯の噛み合わせがおかしい、物が二重に見えるなどの症状がでます。
骨折の程度・症状により手術の内容は大きく異なるようですが、手術後1ヶ月程度は安静にしておかなくてはいけません。
- 唇の縫合
縫合後一週間程度で抜糸となりますが、その後1ヶ月程度は腫れが残るようです。
長い人だと半年くらい元に戻らないことも。
また、腫れているうちは、飲食がうまくできず、しゃべるのもつらいことがあります。
やはり、こちらについても1ヶ月程度は様子を見る必要があるかと思います。
オリンピック出場への影響はあるのか?
それぞれの怪我において、完治まで1ヶ月程度かかるようです。
1ヶ月も練習ができないとなるとパフォーマンスの低下が気になるところです
また、複数の怪我であるため、1ヶ月ですぐに復帰とまではいかないでしょう。
また、交通事故に巻き込まれたということで心理的ダメージも受けているでしょう。
ただ、オリンピックの出場に関しては、残りの大会に関わらずすでに決定しています。
まとめ
2020年7月24日から開始予定の東京オリンピック。
世界ランク1位の桃田賢斗選手は、金メダルの最有力候補でもあります。
残すところ6ヶ月ですが、一刻も早い桃田賢人選手の回復を祈っています。