元内閣総理大臣である森喜朗氏の息子・森祐喜氏。
政治家としても活躍した彼ですが、2011年7月25日に逝去しています。
彼の周りには、生前から多くの黒い噂があり、
今でも「生きているのではないか」という説もあります。
今回は、押尾学事件や東電OL殺害事件への関係性から、
彼の死の真相に迫っていきたいと思います。
森喜朗の息子・森祐喜の突然の死
森喜朗前首相の息子・森祐喜氏。
1964年に石川県で生まれ育ち、大学を中退。
その後渡米し、ジョージタウン大学の英語学校EFLプログラムを受講、
帰国後は父・喜朗氏の秘書として活動を始めました。
2006年、石川県議会議員補欠選挙に立候補し初当選しました。
しかし、2010年、飲酒運転によりコンビニに突っ込むという事件を起こして逮捕され、その責任を取って県議会議員を辞職。
同年10月に自宅で倒れ、一時心肺停止になりますが一命を取り止めます。
翌年の2011年5月に体調を崩して入院、7月に46歳の若さで逝去しました。
病名は、急性膵炎による多臓器不全だったそうです。
あまりにも若すぎる死。
この死は疑問点も多く、
- 薬物中毒死なのではないか?
- 暗殺されたのではないか?
など、今でもさまざまな憶測が飛び交っています。
では、なぜそのような疑惑が出てしまっているのか見ていきましょう。
東電OL殺人事件と森喜朗の息子
東電OL殺人事件とは、1997年3月9日、当時東京電力の女性社員がアパートで殺害された、未解決事件のこと。
被害女性は、名門大学卒のエリートOLだった一方、夜は売春を繰り返しており、
そのギャップが大いに話題となり、メディアも競って扇情的に報じていました。
この事件の殺人容疑で、日本に不法残留していたネパール人男性が逮捕されましたが、2011年7月21日に再審が認められ、
DNA鑑定の結果、無罪判決となりました。
森祐喜との関係は?
一見、森祐喜氏は何の関わりもないように見えます。
ではなぜ、関係が指摘されたのか。
それは、彼の亡くなった日にちが関係していました。
ネパール人男性の再審請求が、2011年7月21日。
森祐喜氏が亡くなったのは、2011年7月25日。
不可解な未解決事件と不可解な森祐喜氏の死。
たまたま2つの出来事の日時が近かったことで
「東電OL殺人事件の真犯人は森祐喜氏である」
という仮説が立てられ、
ネパール人男性が無罪となることがわかった段階で、自殺、もしくは暗殺されたという憶測が出たようなのです。
ですが、森祐喜氏と東電OLとの関係は不明ですし、証拠はないため、
陰謀論の域にすぎません。
押尾学事件と森喜朗の息子
押尾学事件とは、2009年8月2日、六本木ヒルズの高層マンションの一室で、
ホステスの田中香織さんと押尾学さん合成麻薬MDMAを服用し、ホステスの田中香織さんが死亡した事件のこと。
押尾学さんは、容態が急変したホステスを放置し死に至らしめたことで、
保護責任者遺棄致死罪と麻薬取締法違反で逮捕され、懲役2年6月の実刑判決を受けました。
5年後、模範囚として静岡刑務所から仮出所しています。
森祐喜との関係
この事件に関わっている者として、有名芸能人やIT企業社長、スポーツ選手などの名前も取り沙汰されましたが、
そのうちの1人として、森祐喜氏の名前も上がっています。
そのため、以下の隠蔽工作が行われたのではないか?と言われています。
- 森祐喜の代わりに押尾学が逮捕される
- 押尾学は報酬として2億円が森元首相の側近から支払われる
そのせいかはわかりませんが、押尾学さんが出所した後もセレブ生活が続いています。
では、なぜ森祐喜氏が同じ現場にいたと言われているのでしょうか。
田中香織と森祐喜が知人関係にあった?
こちらは、亡くなった女性の田中香織さんが、森喜朗氏や森祐喜氏と関係があったのでは?と言われる画像です。
左側の画像は、ユンソナさんの2009年8月のブログに掲載されたもの。
水色の服を着たユンソナさんですが、森喜朗氏と森祐喜氏と一緒に写っています。
そこに映る、森喜朗さんの肩に手を置いている女性が、亡くなった田中香織さんでは?と言われています。
また、彼女が出入りした銀座のクラブに押尾学さんと共に森祐喜氏も常連だったとの証言もあるようです。
押尾学の生活を森喜朗の側近が支えている?
押尾学さんが出所してからは、その近くに後援者の「Sさん」がいるそう。
「ことあるごとに押尾のそばにいて飲食代を支払ったりもしていて、高級マンションの部屋とかも与えている人物がいる」
https://www.excite.co.jp/news/article/Cyzo_201509_2_87/
「Sさん」は40代の男性で、ゴミ処理事業などを手掛ける実業家。
押尾学さんの逮捕時は、なんと政治家の秘書をやっていました。
政治家といえば、思い浮かぶのが森祐喜氏。
押尾学さんと森祐喜氏は以前から交友関係があると噂されていました。
この時囁かれたのが、森喜朗元首相の側近から押尾学氏に2億円の口止め料が支払われたのではないか?ということ。
「元首相の側近から、押尾のタニマチだったパチンコ業界関係者を通じて、2億円の“口止め料”が払われた」
後援者の「Sさん」は、もしかすると口止め料を小出しに支払う役目なのでは?とも言われているんですね。
森祐喜は薬物中毒だった?
森祐喜氏は、薬物中毒だったとも囁かれています。
彼が2010年に飲酒運転により逮捕された際、
呼気からは、1リットルから0.15ミリグラム以上のアルコールが検出されました。
これは、酒気帯び運転レベル。
ところが「車から降りる際に足下がよろめき、意味不明な言葉を発していた」
という報道もあり、お酒の飲んでいた量と彼の行動の辻褄があいません。
そのため薬物使用の噂が浮上したのです。
さらにその後の彼は、まるで薬物依存者のように体調不良を繰り返し、翌年2011年にこの世を去っています。
森祐喜氏は、有名人達との夜の交流があり、その中にはその界隈で有名な不良組織のメンバーもいたんだとか。
そういった派手な交流関係で、薬にも手を出したのでしょうか。
押尾学さんとの関係もこのような関係の中から生まれたのかもしれません。
森喜朗の息子・森祐喜は生きてる?
これらの噂が本当だった場合。
森祐喜氏を死に至らしめたのは何だったのでしょうか。
OL殺人事件の真相を知るお偉いさんや、暴力団などの関係者による暗殺なのか
それとも重度の薬物中毒によるものなのか
それは、結局のところ闇の中です。
ですが死んだはずの彼の姿が、タイで目撃されたというのです。
これは、証拠となるようなものもなくちょっとした都市伝説にもなっています。
もしかしたら、生きているとまずい情報が出てしまうために
死んだと見せかけて、どこかで生きているのかもしれません。
これも信じるか信じないかは、貴方しだいですね。
まとめ
今回は、森喜朗元首相の息子・祐喜氏の死の真相について調査しました。
彼の死も、OL殺人事件も押尾学事件も
どれも不可解なことが多くあります。
真実が明らかにされないことで、このような噂が広がってしまったのかもしれません。
何が本当なのか、彼が「死んだ」とされている以上、闇に葬られたままです。