2020年秋のアメリカ大統領選に、トランプ氏の対抗馬として立候補しているバイデン氏。
2020年現在77歳とかなりのおじいちゃんで、認知症疑惑が出ていたり、小児性愛者(ロリコン)疑惑が出ていたりと、何かと話題に事欠かない人物です。
そんなバイデン氏に、”悪魔崇拝”や”アドレノクロム”などの黒い噂もあるようなのです。
今回は、そんな彼の黒い噂の真相について調査しました。
悪魔崇拝やアドレノクロムについて
バイデン氏の噂の前に、簡単に悪魔崇拝やアドレノクロムの意味についてご紹介します。
※すでに知ってらっしゃる方は次に進んでください。
悪魔崇拝(サタニズム)とは?
悪魔崇拝(サタニズム)とは、一般的にサタン(悪魔)を崇拝し、悪の力で世界征服をすることを目的にしていると思われています。
小動物や子供などの生き血を悪魔に捧げ悪の力を与えてもらうなんていうイメージもありますよね。
ですが、このようなイメージは、映画などの過剰なイメージが広がっているだけで、実際はそのようなことはありません。
むしろ「悪魔崇拝」は、一つの思想的哲学であり、独自の歴史を築いてきました。
悪魔崇拝の始まりはイギリス。
同国で魔術師たちが多かったことが原因とも言われています。
1966年、アメリカのアントン・ラヴェイは、新たな哲学、新たな生き方として悪魔崇拝を提唱し、悪魔教会を設立。
自ら地上の支配者を名乗り、多くの信者を獲得していきました。
当時は、サブカルチャーの全盛期で、それまでのキリスト教的な価値観や、それに基づくアメリカの精神性が大きく揺らいだ時期。
キリスト教的な価値観が否定してきた欲望や快楽というものを悪魔崇拝は尊重するものでした。
いわば、人間性の肯定ですね。
宗教などに頼って自身の思考停止するのではなく、自分の頭で考えて自分の足でしっかり立つということを目指したそうです。
このようにしてみると、悪魔崇拝が決して「悪」ではないことがわかります。
少年少女を殺害し死体を食べた事件も
ところが、悪魔崇拝者の中でも過激派の、特殊な思考を持つ者たちによる凶悪な犯行が行われているのも事実です。
2008年、ロシアで悪魔崇拝者たちが、4人の少年・少女を殺害し切断後、遺体を食べたという凄惨な事件が発生した。
彼らは、死体を解体する前に666回ほど刃物で突き刺した後死体を解体し、その死体を焼いて、その人肉を食べたそうです。
一般的な悪魔崇拝のイメージに近い事件ではありますが、前述の通り、悪魔崇拝者の中でも特殊な思考の持ち主であることは間違いありません。
アドレノクロムとは?
続いてアドレノクロムについてと簡単に触れます。
アドレノクロムは、以下のような特徴があると言われています。
- 若返りの薬として、セレブや著名人が摂取している
- 子供に虐待や恐怖心を与えて脳から抽出している
- 高値で取引されるため、子供の誘拐が多発している
アドレノクロムは、脳内に松果体を持つ生物が恐怖を感じた時に脳内に放出される物質で、摂取すると高揚感や肉体的に若返る効果があるといわれます。
1939年に発見され、60%若返らせるホルモンとしてセレブを中心に摂取されていると噂されています。
このアドレノクロムが前述の悪魔崇拝とも関係してくるのです。
アドレノクロムは幻覚剤とも言われますが、その採取方法は酷く、
子供に拷問などの恐怖心を与えることで、脳内の松果体から採取することができます。
若返りの薬として、世界のセレブや著名人に使われており、服用者は年齢と比較して著しく若く見えるようになるそう。
子供を拷問して抽出したアドレノクロムは、一回の摂取で約10万円と高値で売買されます。
そのため、金儲けのため犯罪組織が目を付けて、世界各地で毎日2500人もの子供が誘拐されているとも言われています。
悪魔崇拝のイメージ=子供の生贄
というのもあり、アドレノクロムと悪魔崇拝か深く関係しているのでは?とも思われているようです。
こちらは、完全にネットで噂される情報をまとめただけで、真実である証拠はありません。
アドレノクロムは幻覚剤ではなく、止血剤以外に有効な効果はないとも言われています。
エプスタイン、エプスタイン島とは?
アメリカの大富豪ジェフリー・エプスタイン氏は、アメリカではかなり有名な富豪で、セレブや歴代大統領とも交流があったと言われています。
一方、裏では未成年の少女らを相手に性的虐待と買春を行い、しまいには国際売春組織を運営していたとされています。
2019年には、少女たちへの性的虐待や売春斡旋の容疑で逮捕。
その約1カ月後に独房内で自殺しています。
この自殺にも本当に自殺なのか疑問視されるほど。
そんなエプスタイン氏は、カリブ海の孤島 リトル・セント・ジェームズ島(通称:エプスタイン島)で少女たちに売春させていたと言われています。
ビル・クリントン元大統領やイギリスのアンドルー王子らなど多くの著名人がこの島を訪れていたとされ、この島で乱交パーティを開いていたとか。
エプスタイン島には、1000人以上の少女たちを連れていったといわれています。
そこで子供たちは性的奉仕をさせられただけでなく、拷問・殺人の被害に遭い、アドレノクロムを抽出されていたという話もあります。
※こちらも噂の範囲を超えず、真偽は不明です。
バイデンと悪魔崇拝・アドレノクロム・エプスタインの関係は?
バイデン氏を検索すると、「悪魔崇拝」「アドレノクロム」「エプスタイン」などのキーワードが出てきます。
バイデン氏にこのような疑惑は本当にあるのでしょうか。
結論からお伝えすると、
現状、証拠はどこにもなく陰謀論の域を出ません。
理由は、以下の通りです。
- アイザック・カッピーの証言
- トランプの対抗馬
- 小児性愛者(ロリコン)の噂
一つ一つ見ていきましょう。
①アイザック・カッピーの証言
アイザック・カッピーは、「マイティ・ソー」や「ターミネーター」など、いくつかのハリウッド作品に出演した俳優。
2019年5月に自殺しています。
彼は亡くなる前から、小児性愛者や悪魔崇拝者について、ハリウッドの有名人を告発することで知られていました。
告発されたのは、トム・ハンクスやバラク・オバマ、クリントン夫妻、デミ・ムーアなど名だたる有名人ばかり。
その中に、バイデン氏もいました。
ですが、特段証拠はなく、結局のところ憶測の域を超えません。
バイデン氏が悪魔崇拝者であるとは証明できませんでした。
②トランプの対抗馬
2020年現在、「Qアノン(QAnon)」と呼ばれるグループへの支持がアメリカで広がっています。
「Qアノン」は以下の陰謀論を唱えています。
「政財界とマスコミ、セレブ、著名人など悪魔崇拝の小児性加害者たちに対して、トランプ大統領は秘密の戦争を繰り広げている」
この、悪とトランプが戦っているという筋書きに基づいて、多くの陰謀論が作られているのが現状です。
「Qアノン」の発端は2017年。
アメリカの匿名掲示板に「Q」と名乗る人物が、政治や金融を裏で操っているとされる権力組織「ディープステイト」について書き込みを始めました。
その組織には、大物政治家や大企業、大手マスコミが名を連ねており、組織を通じて児童売春が行われていたという話も。
また、実際にエプスタイン氏が児童売春によって逮捕されたこともあり、この陰謀論が真実味を帯びていきます。
このことは、既得権益の打破を掲げるトランプ氏の言動と重なって、コロナ禍のSNSで一気に広まりました。
トランプ支持者の間では、
トランプ氏は暗躍する買春斡旋組織を排除すべく、密かに闘い続けている
というストーリーが出来ています。
売春斡旋組織というのは、民主党の政治家達も指しており、
2020年秋のアメリカ大統領選のトランプ氏の対抗馬である民主党のバイデン氏にも疑いの目が向けられている状況です。
もしバイデン氏の民主党が勝ってしまったら。
「Qアノン」にとって、トランプ氏が戦っているという悪の相手(=民主党ほか)が暗躍し続けることを意味するのです。
それはどうしても阻止しなければなりません。
バイデン氏が悪魔崇拝者でアドレノクロムと関係しているという陰謀論は、彼らにとって都合のいいものであることは間違いはないでしょう。
③小児性愛者(ロリコン)の噂
実はバイデン氏は小児性愛者ではないかと言われています。
というのも、異様に子供との距離が近く、スキンシップが激しめ。
アメリカだから、というのもあるかもしれませんが
それにしても子供が明らかに嫌がっていると思われるシーンもあります。
詳細は、以下の記事を参照ください。
もし小児性愛者の噂が本当であれば、先ほどの「Qアノン」の陰謀論の”悪役”と同じように
- エプスタインとの繋がりがあって子供を虐待
- さらには子供からアドレノクロムを抽出していた
と考える人が出てきてもおかしくありません。
確かに、女性好きとされる話もあります。
ところが、女性好きだったとしても売春の事実や証拠は出て来ておらず、これも憶測の域を出ません。
- アイザック・カッピーの告発者にバイデンはいるものの証拠はない
- バイデンは小児性愛者の噂があるものの売春や虐待などの証拠はない
- トランプ支持の「Qアノン」は悪の組織VSトランプの構造を推している
- 大統領選のトランプの対抗馬はバイデン
- この一連の流れは、トランプ再戦への陰謀論?
まとめ
今回は、バイデン氏の悪魔崇拝などについて調査しました。
エプスタイン氏の逮捕など、「Qアノン」の陰謀論が全て都市伝説というわけではないかもしれませんが、バイデン氏につては証拠もなく
現状のところ、陰謀論としか言えないですね。
何か事実や証拠を知ってらっしゃる方がいたら是非ご連絡ください。