三浦春馬さんがお亡くなりになって3ヶ月。
死因については、様々な憶測が流れており、未だに真実はわかりません。
そんな中、台湾の2020年7月17日の夕刊で三浦春馬さんの死が報道されたという話が浮上。
日本では、7月18日の午後に亡くなられたという話ですので、もしそれが事実であれば状況は一転しますよね。
今回は、その台湾の報道の真相を調査しました。
台湾・香港が2020年7月17日に「三浦春馬の死」を報道?
SNS上では、7月17日発行の香港の新聞「東方新聞」で
三浦春馬が首を吊り亡くなった
と新聞一面に出ていたと噂されています。
香港との時差は1時間ですから、これが本当であれば、亡くなったのは1日前の7月17日だったということになります。
台湾での新聞では17日の夕刊で、首を吊ったと記事があり、病院などに運ばれたの内容はなく、自宅で死んでいたと記載された新聞が一面にありした。日本との時差1時間だけです。17日の夕刊には台湾の方には流された日本の俳優の死を日本では翌日流されていました。#三浦春馬
— Ruchihi (@ruchihi) October 21, 2020
確かに、ネットのニュースを検索すると、以下のように「2020年7月17日」とあります。
ただ、ページを開くと「2020年7月18日」となっています。
ですが、YouTubeのてっちゃんという方の紹介した動画には、以下のように「2020年7月17日」とあります。
これらをまとめると、
- 「2020年7月17日」に最初の報道
- その後に記事の更新日を書き換えた?
という仮説が立てられます。
もしこの仮説が正しければなぜ書き換えたのか?という疑問が生まれて来ますね。
では、次にこの仮説の信憑性を検証していきましょう。
2020年7月17日の信憑性は?
結論から申し上げると、
「2020年7月17日」はデマである可能性が非常に高いです。
理由は主に以下の3つです。
- てっちゃんの情報がデマである可能性が非常に高いこと
- ネットの時間は正確じゃないこと
- 7月17日に緑山スタジオで「カネ恋」の撮影があったこと
1つずつ見ていきます。
①てっちゃんの情報がデマである可能性が非常に高いこと
まず初めに、報道の日付が18日に書き換えられているという疑惑について、
「てっちゃん」が公開していた「2020年7月17日」は信憑性がかなり低いです。
というのも、事務所側が「デマを拡散しているサイト」として一番最初に公開している人物です。
すでに名誉毀損、信用毀損ということで警察に相談もしているということで
万が一てっちゃんの情報が本当であれば捜索すればすぐにわかるでしょうし、訴えても事務所側が負ける可能性だってあります。
それでもこのように「デマである」と公にしていることから、
てっちゃんの情報は、極めて信憑性は低いものになるでしょう。
②ネットの時間は正確じゃないこと
ネット上では、転載時間に誤差があり、サーバーの場所などが影響し
本来とは違う時刻がでていることが多いです。
そのため、検索した際に出てくる日時「2020年7月17日」という情報は、確実ではありません。
また、以下のようにソースを呼びかけている人もいらっしゃいますが、どなたもコメントしていません。
時差1時間の台湾で7月17日に三浦春馬死去が報道されていた、という情報のソースが確認できない。
どなたか新聞のスクショなどお持ちではないのだろうか。#三浦春馬 #三浦春馬他殺説 #アミューズに説明責任を求めます日本でも17日から連絡がとれない報道があった。カネ恋緑山スタジオで撮影は?
— nimo☆ (@nimoniwatori) October 22, 2020
もし、新聞の一面やネットニュースで載ったら一大事ですし、どなたか持っていたりしてもおかしくないですよね。
③7月17日に緑山スタジオで「カネ恋」の撮影があったこと
ドラマ「カネ恋」での共演者・南果歩さんは、雑誌「大人のおしゃれ手帖」のエッセイで以下のように語っています。
7月17日。9月から始まる連ドラの撮影のために、私はTBSの緑山スタジオに入っていました。
その日のセットは私も松岡茉優ちゃんも先に終わり、三浦春馬くんが最後までの撮影でした。私は茉優ちゃんと挨拶を交わした後、帰り際、春馬くんの控え室に立ち寄り、早くご飯行きたいよねとか、他愛のない話をして笑い合い、「あ、今度は20日だよね、一緒の撮影」という春馬くんの言葉に「うん、またすぐね」と笑顔で答え、バイバイと手を振った。春馬くんも笑顔でまたねと手を振った。いつものように。これが、私が知る春馬くんの最後の笑顔です。
このエッセイでは、7月17日に緑山スタジオで撮影があり、三浦春馬さんもいた
ことを語っています。
また、多くの報道で7月17日に撮影があったこという話が出ています。
関係者への取材によると、三浦さんは17日までドラマ「おカネ-」の撮影に参加。18日朝から連絡がつかなくなっており、18日のロケは急きょ中止となっていた。(2020年7月18日の報道)
https://www.daily.co.jp/gossip/2020/07/18/0013522169.shtml
7月17日は撮影があった、と見るのがふつうではないでしょうか。
そもそも、7月17日の時点で先に台湾や香港でニュースになれば、絶対に情報が漏れるはずです。
日本が衝撃に包まれたのは、18日の午後。
それまで一切情報が出ないことはまずないでしょう。
まとめ
今回は、三浦春馬さんの亡くなった日が「2020年7月17日」説を検証しました。
その結果、ほぼほぼデマであることがわかりました。
情報が錯綜していて、なにが本当か嘘かがわからない状況です。
一つ一つ確認して、真実を見極めていきましょう。