バイデン氏は、失言が多く認知症と言われていたり、さらに小児性愛者という噂まであります。
そして2020年9月29日、大統領選のテレビ討論会の中でバイデン氏にイヤホン装着疑惑まで浮上しました。
今回は、その疑惑の真相、バイデン氏を影で操る人物は誰なのか調査しました。
バイデン副大統領がイヤホン装着&耳に補聴器で遠隔操作疑惑!
2020年9月29日に開催された大統領選テレビ討論会の最中、ジョー・バイデン氏がワイヤーを忍ばせて、外部から助言をもらっているとの疑惑が浮上しました。
さらには、袖から尖ったようなものが出ている画像もあり、遠隔操作が行われているとSNS上で話題に。
討論会ではマイクが設備されていたため、携帯用電子機器の装備は必要なかったはず。
また、討論会の前にトランプ氏が「盗聴器か何か無いかチェックしてくれ」と要求していたのに対し、バイデン氏は拒否しており、疑惑は深まるばかり。
その疑惑の動画は、その後、トランプ支持者の間で広く拡散されました。
この討論会翌朝の時点で、フェイスブックで29万回、ツイッターで200万回以上再生されたそうです。
What is that by his wrist? pic.twitter.com/6P0nMFEZUW
— CHIZ 🇺🇸 (@CHIZMAGA) September 30, 2020
— James Woods (@RealJamesWoods) September 30, 2020
動画はこちら。
No wire huh..@Keifer_C_Beem#Debates2020 #Trump #JoeWired pic.twitter.com/HYRfF6Q9Ri
— PigTaku🇺🇲 aka Meaty Boi (@PigtakuOG) September 30, 2020
バイデン氏は元々失言が多く、認知症の噂もあります。
「今回の討論でこれほど多くの文章を完璧に話すのはバイデンらしくない」
という意見もあり、別の人物がイヤホンでバイデン氏に助言を与えているに違いないと見る人も出ました。
バイデンは誰の操り人形なのか?
万が一、本当にイヤホンで助言を与えているとしたのだとしたら、誰が助言をしているのでしょうか。
ネットでは、以下の3人が噂されています。
- オバマ
- ヒラリー
- 習近平
習近平氏については、バイデン氏やその息子が以前から中国との親密な関係が噂されているための皮肉であり、現実的ではありません。
そのため、上の2人の説を調査したいと思います。
以下は、机上空間を参考にさせていただきました。
バラク・オバマ説
まず結論からお伝えすると、オバマ氏が助言していたという説はデマではないかと思われます。
オバマ氏とバイデン氏は、8年間もの間、大統領・副大統領という関係で一緒に仕事をしてきました。
2017年にはオバマ氏はバイデン氏に文民に与えられる米国で最高の栄誉、「大統領自由勲章」を授けるなど、2人の仲は非常に良いものでした。
普通であれば、民主党の後継者として強く支持をしそうなものの、実はオバマ氏がバイデン氏支持を公式に表明したのは、民主党内での大統領候補を選出する予備選挙が終わった後です。
バイデン氏が一番オバマ氏の支持を取り付けたかった時期に、沈黙を通していたのです。
その原因に
「一緒に仕事をしてきたからこそ判る、バイデン氏のアメリカ大統領としての能力の無さ」
にあるという話も出ています。
というのも、2020年8月14日の「POLITICO」というアメリカの政治系有力雑誌が掲載した記事には、オバマ氏がプライベートな場で以下の発言をしたとのこと。
「ジョー(バイデン)の物事をダメにする能力を甘く見ない方がいい」
情報ソースは現時点では不十分ではありますが、マスコミへのリークを通して、はっきりと言えない事を噂として故意に流すというのは、アメリカでも良く用いられる手。
そのため、オバマ氏本人がリークした可能性もあるとされています。
また、現在のオバマ氏は、民主党の次世代のリーダー育成に力を注いでいます。
2019年の米中間選挙で現職のテッド・クルーズ上院議員(共和党・テキサス州)に僅差で敗れた46歳のべト・オルーク元下院議員(民主党・テキサス州)は、
オバマ前大統領が電話をかけてきて、「素晴らしい選挙だった」と語り、その後ワシントンで大統領選挙出馬について相談にのってくれたことを明かしました。
このオルーク氏は「オバマ二世」と呼ばれ、民主党候補指名争いに出馬しています。
明かにオバマ氏は民主党における世代交代を望んでいるようなのです。
- バイデン氏の政治家としての能力
- オバマ氏が世代交代を望んでいる
という2つのことから、オバマ氏がバイデン氏に耳打ちしていたという事実はないでしょう。
ヒラリー・クリントン説
こちらもまず結論からお伝えすると、ヒラリー氏が助言していたという説も現状の情報のみでは真相が分かりませんでした。
2016年のアメリカ大統領選で民主党候補だったヒラリー・クリントン氏。
2020年4月28日には、バイデン氏の支持を表明しました。
ヒラリー氏はバイデン氏のオンライン対話集会にゲストとして参加し「あなたの選挙活動の一翼を担うことにわくわくしている」と語っています。
バイデン氏は「いま米国の大統領であるべきだった女性」とクリントン氏を紹介。クリントン氏はトランプ政権の新型コロナウイルス対策を批判し「(バイデン氏は)この時のために人生を通して準備してきた。テレビで大統領のふりをしている誰かでなく、本当の大統領がいたら、と考えてみてほしい」とバイデン氏への支持を訴えた。
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO58620740Z20C20A4000000?disablepcview=&s=0
そもそも、アメリカの民主党内部は、2つのグループに分断されており、一方はいわゆる「穏健派」、もう一方は「リベラル」と呼ばれる過激な左翼グループです。
もともとヒラリー氏もバイデン氏も民主党穏健派に属しました。
ところが、トランプ政権の4年間でリベラル派がのし上がってきたようです。
最近のアンティファの活動やブラックライブスマター(BLM)の騒動など、アメリカとは思えないような現状はこのリベラル派の台頭が関係しているそうです。
アンティファとは?
「アンティ・ファシスト」(Anti-fascists)の略、つまり「ファシストに反対する勢力」という意味の略称で、極左の暴力的な秘密組織のこと。
ブラックライブスマター(BLM)とは?
アフリカ系アメリカ人に対する警察の残虐行為に抗議して、非暴力的な市民的不服従を唱えるアメリカ合衆国の組織的な運動のこと。
このことからも、万が一バイデン氏に耳打ちしているとすれば、「穏健派」のヒラリー氏よりも「リベラル派」の人物である
と考えた方が腑に落ちるかもしれません。
バイデン陣営は噂を否定
この疑惑についてですが、複数のメディアが検証を行い、誤りだと指摘しています。
AP通信は、ワイシャツの線は単なるシワだと説明。
手首の影は、バイデン氏が息子のボー・バイデン氏を失って以来身につけている数珠だと述べました。
バイデン陣営も、バイデン氏が討論会中に数珠を着用していたことを認めているそうです。
う〜ん、数珠には見えない…ですが
- 本人が否定していること
- 検証の結果誤りだったこと
- 遠隔操作した黒幕はわからないこと
などから、今のところこれはデマだったことになるのではないでしょうか。
何か情報が入ればまた追記します。
まとめ
今回は、バイデン氏の遠隔操作疑惑について調査しました。
本人が否定しているということですが、盗聴器がないかなどのチェックを拒否したのも気になりますね。
トランプさんもコロナに感染しちゃいましたし、波乱の大統領選になることは必至ですね。