2020年秋のアメリカ大統領選に、トランプ氏の対抗馬として立候補しているバイデン前福大統領。
2020年現在、77歳と結構なおじいちゃんではありますが、実は若い頃はかなりイケメンでした。
今もスマートで面影はありますが、今回はそんな彼の若い頃について、生い立ちとともに振り返っていきたいと思います。
ジョー・バイデンのプロフィール
https://toyokeizai.net/articles/-/364479
名前 | ジョセフ・ロビネット・バイデン・ジュニア(ジョー・バイデン) |
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生年月日 | 1942年11月20日(2020年8月現在77歳) |
出身地 | アメリカ・ペンシルベニア州スクラントン |
学歴 | アーキメア・アカデミー
デラウェア大学 シラキューズ大学ロースクール |
バイデン氏のお父さんは、複数の事業をしておりとても裕福だったそうですが、バイデン氏が生まれる頃にはその事業も失敗し、苦しい生活を余儀なくされます。
その後、お父さんは中古車のセールスマンの職を得て、バイデン一家は中産階級家庭として安定した生活を送ることに。
デラウェア大学時代は政治学や歴史学を学びましたが、フットボールや野球に熱中し、遊びや恋愛を楽しんだそうです。
その後は、ロースクールを経て弁護士となり、間もなくして政治活動も開始します。
それでは、弁護士時代からバイデン氏の若い頃を振り返っていきましょう。
画像で振り返る!バイデンの若い頃から現在まで!
弁護士時代
大いに青春を謳歌した大学卒業後、シラキューズ大学のロースクールに進学し、1968年に法務博士号を取得。
卒業後の翌1969年にはデラウェア州弁護士会へ加入し、ウィルミントンで弁護士として開業します。
当時の写真ですが、かなりイケメンですよね。
1回目の結婚
学生時代は恋愛を楽しんだということですが、とても爽やかな見た目ですし、モテるのも納得ですよね。
ロースクール在学中の1966年には、最初の妻となるネイリア・ハンターと出会い、結婚をします。
彼女との間には、男の子2人、女の子1人(ジョセフ3世(愛称:ボー)、ロバート、ナオミ)が生まれました。
写真を見ると、俳優さんに見えますね。
イケメンすぎます。
政治家への道と家族の悲劇
1969年に弁護士として開業後、程なくして政治活動も開始。
1972年の30歳の時に上院議員選挙に民主党から出馬し見事当選。
政治家への道を進んでいきます。
連邦上院議員では建国以来5番目の若さでの当選となりました。
ところが当選直後、1972年12月18日のことでした。
妻のネイリアは、クリスマスの買い物をするために、3人の子供たちを連れて車で出かけていたのですが、ネイリアの運転する車が、交差点でトレーラーに追突される事故に見舞われます。
結果、妻のネイリアと娘のナオミが死亡、長男のボーと次男のロバートは生き残ったものの、瀕死の重傷を負ってしまいます。
この事故により、息子たちの看病や子育てを理由に一度は議員職を辞退しようとしましたが、周りからの説得により、辞退を思い留まることとなりました。
通常は議員になるとワシントンD.C.に居住する議員が多い中、息子たちのため、毎日片道1時間半かけてウィルミントン郊外の自宅とワシントンD.C.を電車通勤したそうですよ。
2度目の結婚
悲しい事故の3年後 1975年には、2番目の妻となるペンシルベニア出身の教師ジル・ジェイコブスと出会い、その2年後に結婚しました。
1981年には、娘のアシュリーが生まれました。
結婚後は、順調に政治家として着実にキャリアを積んでいきます。
1978年の選挙での再選、1984年の選挙で3選を果たし、
1987年には初めて常任委員会の委員長に就任したり、大統領候補に名乗りをあげるなど、精力的に活動を行っていきます。
一時、脳動脈瘤によって一時危篤状態となるなど、政治家生命が危ぶまれた時期もありましたが見事復帰。
2008年時点では6回連続当選・在職36年目を誇る、政治家の重鎮となっていきました。
副大統領に就任しオバマと深い仲へ
2008年のアメリカ合衆国大統領選挙に挑戦するものの、バラク・オバマ候補とヒラリー・クリントン候補の二強が他を突き放す形となり、撤退。
ところが、オバマ氏から副大統領として使命され、それを受諾し正式に副大統領となりました。
https://front-row.jp/_ct/17131425
任期中から非常に仲が良いことでも知られています。
2017年にはオバマ氏はバイデン氏に文民に与えられる米国で最高の栄誉、「大統領自由勲章」を授けました。
まったく知らされていなかったというバイデン氏は驚き、涙を流しながら勲章を受けました。
退任演説ではオバマ氏がバイデン氏のことを「兄」と呼ぶ場面もあり、仲の良さが伺えますね。
2人の親密さはネットでも話題になり、当時「ブロマンス」(男性同士のロマンスにも似た熱い友情)と呼ばれることもありました。
息子・ボーの死
https://www.afpbb.com/articles/-/3050331
2015年5月30日、長男のボー・バイデン氏が46歳の若さで亡くなっています。
2013年に脳腫瘍が見つかり、一度は寛解したものの、2015年春に再発してしまいました。
ボー氏も父親と同じ夢を抱き、政治家としての道を歩んでいた時でした。
当時、ボー氏はデラウェア州の司法長官を務めていましたが、脳腫瘍を患っていることを理由に退職となり、一家は経済的に苦しい生活を強いられることになります。
莫大な治療費を支払うため、バイデン氏は自宅を売ることも検討しました。
ところが、オバマ元大統領にその話をしたところ、「治療費を肩代わりしたい」との申し出があったそうです。
2人の親密さがさらにわかるエピソードですね。
大統領候補へ
https://news.1242.com/article/207876
バイデン氏は、ボー氏が亡くなった翌年2016年の大統領選の立候補は断念しています。
これにより、政治家人生も終わりかと思われていましたが…。
トランプ大統領が誕生したことで、「国の魂をかけた闘い」として2020年の大統領選に立候補しました。
77歳の現在。
政治家として最後の役割を果たしたいということなのでしょうか。
今後の展開が気になるところですね。
まとめ
今回は、2020年の大統領選に立候補している、ジョー・バイデン氏の半生について画像と共に振り返りました。
若い頃は本当にイケメンでしたね。
今も十分面影があります。
なにより
バイデン氏より先に事故で前妻と長女を、そして病気で長男を失っていた
ことにとても衝撃を受けました。
家族が3人も亡くなるなんで、こんなにつらいことはないでしょう。
それを乗り越えて、政治家として邁進する姿は素晴らしいですね。