元日産自動車会長のカルロス・ゴーン氏は、16日に発売された仏誌「パリマッチ」で、日本人協力者がいたことをほのめかしました。
また、捜査関係者の防犯カメラの解析により、日本人協力者の存在が浮き彫りになってきたのです。
そこで今回は、ゴーン氏の逃亡劇を手伝ったと言われる日本人協力者は、一体何者なのか調査してみました。
ゴーン氏が日本人協力者がいたことを示唆
ゴーン氏は、16日に発売された仏誌「パリマッチ」でインタビューに答えています。
日本から逃亡した際に日本人の協力者がいたかを問われ、「日本でまったく加担してくれる人なしにこの国(日本)から出られると考えるのなら、それは幻想だ」と述べ、日本人の協力者がいたことを強く示唆した。
引用元:朝日新聞デジタル
日本人協力者は、確実に存在しているようです。
「協力者を見つけるためには検察は八方手を尽くし、電話を調べ、私と仕事をした全員を聴取しなければならない」と述べ、簡単には見つからないとの考えも示した。
ゴーン氏はこのようにも述べており、日本人の関与があることをほのめかしつつも、それが一体誰であるかの追求は不可能としています。
絶対見つからないと確信があるのかもしれませんが、それにしても
国外逃亡を手伝ってくれた、ゴーン氏にとっては「恩人」であるにも関わらずこういう風に暴露するのは、当の本人は生きた心地がしないですよね。(もちろん加担した人が悪いとは思いますが。)
防犯カメラに日本人が映っていた!
警視庁捜査1課のハイテク犯罪捜査係が防犯カメラを解析したところ、ゴーン氏の逃亡劇を手伝ったと見られる日本人が映っていたことが判明しました。
監視の目がないことを確認したゴーンは帽子にコート、マスク姿で制限住居から出ている。そして品川で新幹線に乗って新大阪、関空に到るまでに、協力者たちと合流した。この間、その日本人とも接触する姿をカメラは捉えていたのです。男性は芸能事務所の関係者ですよ
引用元:デイリー新潮
逃亡当日の防犯カメラに、日本人の「芸能事務所の関係者」が映っていたとのことです。
ゴーン氏と芸能事務所があまり結びつきませんが、いったいどこの芸能事務所が関係したのでしょうか。
日本人協力者はどこの芸能事務所で誰?
日本人協力者①サニーサイドアップ
2020年1月10日に、日本メディア向けの場が設けられましたが、これを取り仕切った会社が「サニーサイドアップ」でした。
サッカーの中田英寿さんがマネジメントする有名なPR会社です。
8日の会見も我が社が手伝いました。うちの次原悦子社長はもともとゴーンと面識があり、保釈後に本の出版の相談に乗っていた経緯があります。しかし、あくまで依頼があったために交通整理を引き受けた。
引用元:デイリー新潮
サニーサイドアップの社長がゴーン氏と面識があり依頼された形なので、逃亡劇の協力者とは考えられません。
日本人協力者②ナベプロ関係者
ゴーン氏が日本にいる間に、日本人と接触したゴーン氏が広尾の高級マンションに入る姿が目撃されました。
そのマンションは一棟丸ごと、芸能事務所「渡辺プロダクション」の一族の所有物件だったそうです。
防犯カメラに映る日本人は、芸能事務所の関係者ということなのでもしかして「渡辺プロダクション」の関係者なんでしょうか!?
ただ、ゴーン氏が訪れた部屋は、不動産会社を介した賃貸で、外国人の表札が出ていたそう。
ナベプロの系列会社「ワタナベエンターテインメント」の吉田正樹会長も、次のように語る。「賃貸人の方が(ゴーンと)接点がある可能性までは否定しませんけれど、我々とは全く関係ない」
引用元:デイリー新潮
部屋を借りている人は、日本人ではないようで、ナベプロ側もゴーン氏との関係を否定しています。
やはり、ナベプロも逃亡劇の協力者だとは考えられません。
まとめ
現在、捜査関係者は防犯カメラの解析を進めている最中です。
すでに「芸能事務所の関係者」ということまで分かっているので、すでに聞き取り調査が行われている可能性もあります。
そう遠くない未来に、逃亡劇の日本人協力者がどこの誰なのかがわかるのではないでしょうか。
また動きがあったら更新しますね。