北朝鮮の金正恩国務委員長の妹である金与正さんですが、薬物中毒なのではないかと噂されています。
今回は金与正さんの薬物疑惑について調査したいと思います。
北朝鮮の薬物事情
金与正さんの薬物中毒疑惑の前に
まずは北朝鮮の薬物事情を見てみましょう。
近年、北朝鮮ではアヘンと覚せい剤などの違法薬物が蔓延しています。
とくに若者世代に薬物が浸透しており、中学生でも覚せい剤をやっていなければいじめられるんだとか。
北朝鮮の市民は、覚せい剤を以下のように気軽なものとして思っているようです。
- 風邪予防の万能薬
- 覚せい剤の煙にあたれば1年間は風邪をひかない
- 脳卒中と心血管系疾患に効果が優れた効果がある
- 春と秋には、子どもたちに覚せい剤の煙を当たらせれば、インフルエンザの予防接種の代わりになる
中学生も覚せい剤をやらなければいじめられ、主婦は人民班(町内会)の会議の前にキメてくる。人民保安省、機動巡察隊員も夜勤の際にやっている。以前は挨拶代わりにタバコを差し出すのが習慣だったが、最近では顔を合わせると覚せい剤をやるようになった。
https://dailynkjp.com/archives/1576?ky=yh1108bu?ky=yh1108bu
脱北者を対象に行なった聞き取り調査の結果、全体の3割以上が薬物を使用した経験があったそう。
北朝鮮の薬物蔓延はかなり深刻化しているのが現状のようです。
そして、このような現状に政府も頭を抱え、見せしめに毎月2人ずつ公開処刑しているとの証言もありました。
なぜ北朝鮮が薬物汚染されているのか?
北朝鮮の覚せい剤ビジネスは1980年代まで遡ります。
そもそも、北朝鮮を薬物中毒国家にしたのは歴代の最高指導者たちでした。
ソウルオリンピックに対抗するため、1989年に平壌で開いた第13回世界青年学生祝典の負債が国家財政に重くのしかかったこと、共産圏の崩壊で援助も停止されたことが国の財政を圧迫しました。
クビが回らなくなっていた金日成主席は、国家的にアヘンを栽培するよう指示を下し、アヘン農場を作りました。
栽培は成功し、莫大な外貨を稼ぎ出しましたが、その代償はあまりにも大きく
結果的にアヘンが国内にも流通し、多くの中毒者を生んでしまいました。
金正日総書記は、中毒者を見せしめで集団処刑し、アヘンより管理しやすい覚せい剤の製造に重きを置くようになりましたが、
今度はこれが国内で蔓延するようになってしまいました。
直近でも、国際社会の制裁による外貨不足のため、アヘン栽培に再び力を入れているようです。
金与正(キムヨジョン)はヒロポン薬物中毒?
さて、金与正さんの薬物中毒という噂は本当なのでしょうか。
その噂が出たのは、2019年。
4月15日の故金日成主席の誕生日の参拝や金正恩さんのロシア訪問に随行せず、いきなり姿を消したことがきっかけでした。
この粛清は、ベトナム・ハノイでの2回目の米朝首脳会談が決裂したことで、国内の宣伝戦略に失敗した責任を問われたものと見られていますが…
この程度のことで、金正恩さんが実の妹で信頼のおける金与正さんを遠ざけたとは考えにくい
何か裏があるとすれば、それは金与正さんが麻薬中毒の治療中で表に出られないのが原因ではないか
と見られいるようなのです。
「現在の北朝鮮では麻薬汚染が広がり、飢餓状態でもコメを買うカネで麻薬を買う中毒者が出るほど深刻です。党幹部の2世や3世の間でも麻薬汚染は広がっているため、与正氏も麻薬中毒になったのではないかと言われているのです」
https://www.excite.co.jp/news/article/Weeklyjn_18736/
また、中毒者の間では、金正恩さんもヒロポン中毒で、よく精製された上物を使用しているから食欲と体重をコントロールできなくなっているとの噂も。
これだけでは真偽があまりわかりませんね。
薬物中毒の人は、痩せこけたり見た目が変わってしまうことが多いです。
次に、実際の金与正さんの見た目の変化を見てみましょう。
【画像】金与正の激痩せとハゲはシャブ中が原因?
金与正が痩せてガリガリに
金与正さんの中学生時代がこちら。
かなりふくよかですね。
ただ、こちらはまだ中学生で育ち盛りのため、仕方ないようにも思えます。
そして2012年頃がこちら。
https://www.cnn.co.jp/photo/l/809352.html
先ほどまでではないですが、丸顔で可愛らしい感じです。
そして最後に2019年の金与正さん。
https://www.businessinsider.jp/post-192181
頬骨が出てしまっていて、ガリガリに見えます。
やはりお肉が多少付いていた方が若々しく見えますね。
金与正がハゲてる?
確かにかなりおでこが広く、髪の毛も薄いように感じます。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/03/post-9689.php
https://dot.asahi.com/print_image/index.html?photo=2018021600024_1
これも薬物が原因なのでしょうか。
金与正は薬物中毒なのか
そもそも薬物中毒になるとどうなるのでしょうか。
http://english22catkat22.blog.jp/archives/1073407378.html
薬物中毒者は、画像のように大きく劣化してしまうことはよく知られています。
覚せい剤など使用すれば痩せるとよく言われています。
数日間食欲が無くなる時期が続いたり、何を食べてもまずく感じるようになるそうです。
また、薬物を使用すると、前髪の両翼生え際から脂汗が出ます 。
アドレナリンによる脂汗は皮膚アルカリに傾き、これが続くと頭皮の状態がとても悪くなり、抜け毛に繋がるんだそうです。
薬物中毒の見た目の条件に合致しているようにも思います。
また、火のない所に煙は立たないとも言いますし、金与正さんが薬物中毒な可能性は十分あるかと感じました。
ですが、想像の領域を超えてはいないので、実際のところはわかりません。
また、2020年4月には党政治局員候補に選出されて、粛清されて見事返り咲いています。
中毒患者はなかなか薬と縁を切ることは難しいといいますし、この1年弱の間でその治療が終わるとはちょっと考えづらいかな…という気もします。
本当に薬物中毒なのか、今後の金与正さんの動きに注目ですね。
金与正(キムヨジョン)の経歴プロフィール
https://snjpn.net/archives/181908
名前 | 金与正(キムヨジョン) |
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生年月日 | 1987~1989年9月26日(2020年4月現在30~32歳)
※生まれた年には諸説あり。 |
家族 | 金正日総書記の四女で母は高容姫。
現在の最高指導者の金正恩委員長の実妹。 |
学歴 | スイスのベルン州インターナショナルスクール
金日成総合大学 |
経歴 |
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平昌オリンピックの際に存在感を見せた金与正さん。
韓国の文在寅大統領との握手の際、降りることなく上から握手する姿に驚いた人も多いのではないでしょうか。
https://www.sankei.com/world/photos/180209/wor1802090035-p3.html
金与正さんの目線が怖いです…。
https://twitter.com/abribarreau/status/962317143864836096
金与正の結婚相手はウ・インハク
金与正さんは、左手薬指にリングをはめた写真などから、2015年初め頃に結婚していることがわかっています。
お相手のウ・インハクさんは、地方の黄海北道 麟山郡(ファンヘグフト リンサングン)出身の中堅幹部の息子で、金与正さんより2歳年上。
身長は180センチほどのイケメンなんだそう。
中学校卒業時には、幹部候補生にリストアップされるほどの秀才だったようです。
2人は金日成総合大学在学中に出会いましたが、先に惚れたのは金与正さんだったそう。
当時、金与正さんは自分の正体を隠して大学に通っており、ウ・インハクさんは、彼女の父親が誰であるか知らなかったようです。
ウ・インハクさんは大学卒業後、金日成社会主義青年同盟で建設部門の幹部となり、その後は護衛総局の軍人となりました。
現在は、党組織指導部に在籍していると推測されています。