2020年1月20日、日大現役ラグビー部の樋口弘晃容疑者(21)が路上で大麻を所持していとして逮捕されました。
原宿署によると「自分で使っていた」と容疑を認めており、日大ラグビー部はこれを受け無期限の活動停止を発表しました。
今回は、なぜラグビー部が無期限停止となったのか、ほかに逮捕者は出るのかなどについて調査していきたいと思います。
ラグビー部がなぜ無期限停止になった?
今回逮捕されたのは、日大ラグビー部の現役部員ではありますが、あくまでも一個人です。
一個人の逮捕であれば、普通ラグビー部自体が無期限停止になることは考えにくいです。
例えば「痴漢をして逮捕された」場合、痴漢をした張本人の逮捕・退学のみで、ラグビー部に多少の影響はあるかもしれませんが、無期限停止になるなんて前代未聞ですよね?
となるとこの大麻問題は、ラグビー部全体に蔓延る問題なのではなのではないでしょうか?
家宅捜索されたラグビー部の寮はどこ?
2020年1月20日、原宿署はラグビー部の寮を家宅捜索しました。
ラグビー寮は、日大グラウンドラグビー場のすぐ近くということで「バンドリアン稲城」のようです。
バンデリアン稲城は、自然豊かな稲城市にあり、平成29年4月にオープンしたばかりの新しい男子寮です。
この寮の大きな特徴は、「シェアハウス型の寮」というところです。
間取りを見てみましょう。
ロフトを含めると5.2帖の個人スペースが用意されていますが、キッチンやシャワーブース、脱衣室は共有スペースになっています。
防犯カメラの設置や非接触型キーによる玄関入場、寮スタッフによるサポートもあるとのことです。
万が一、樋口弘晃容疑者が寮でも大麻を使用していたとすると、シェア相手も匂いや樋口弘晃容疑者の様子で気付くはずでしょう。
関東学院大学ラグビー部も大麻を栽培していた
2007年11月には、関東学院大学のラグビー部員2名がマンションで大麻を栽培したとして逮捕されました。
2名の逮捕を受けて、ラグビー部は2008年3月末まで練習などを含む一切の課外活動を停止する処分を科されました。
ラグビー部部長は辞任、部員2名については11月9日付で退部(12月19日に退学処分)となっています。
さらに部員2名は、「春から栽培し、夏に刈り取った大麻をほかのラグビー部員十数人も吸った」と供述していることが発覚し、警察で部員達から任意で事情聴取したところ、レギュラー選手1名を含む2~4年生部員計12名の大麻吸引が発覚しました。
ラグビー部は、対外試合の自粛期間を6カ月に延長となりました。
監督は辞任となり、残りの12名も書類送検され、無期停学となりました。
12年ほど前にも同様の事件が発生しており、今回の日大大麻問題ももはや個人の問題ではないような気がしてなりません。
寮で大麻は栽培できる?
関東学院大学は大麻を栽培していました。その際、大麻草の種を「渋谷」で入手したそうです。
今回、日大の樋口弘晃容疑者も「渋谷」の路上で逮捕されています。
もしかすると、「渋谷」で大麻草を入手し、寮で大麻草を栽培していた可能性もありますね。
大麻の栽培は、水耕栽培と土壌栽培があり、コツはあるもののとても難しいことではないようです。
横須賀市で発生した大麻を栽培して逮捕されたときの写真ですが、9月ごろから栽培を始めて12月末まででこんなに大きくなるようです。
まとめ
今回は、日大ラグビー部の大麻問題について調査してみました。
一個人の問題だけでは終わりそうにない今回の問題。芋づる式で逮捕となるのでしょうか。
今後の動向がわかり次第、更新します。