×
ニュース

志村けん最新の病状|人工心肺ECMOで助かる確率50%後遺症や合併症も

2020年3月25日、志村けんさんが新型コロナウイルスに感染し重症化していることが判明しました。

今回は、志村けんさんの現在の病状や装着している人工心肺ECMOで助かる確率・予後などについて調査したいと思います。




志村けんがコロナに感染!現在人工心肺で治療中も意識混濁で重篤

現在は、ICUで人工心肺装置ECMOを使って治療を継続中です。

まずは、志村けんさんのコロナ感染から現在に至るまでの経緯を見ていきましょう。

志村けんさんの事務所より文書で病状が公表されました。

3月16日(月)

「志村でナイト」の収録で台場のフジテレビ局を訪れていたが、体調不良から30分で退出し帰宅。

3月17日(火)※発症日

倦怠感の症状があったため自宅静養。

3月19日(木)

発熱・呼吸困難の症状が出現

3月20日(金)

訪問診察をした医師の判断により、港区内病院に搬送。重度の肺炎との診察を受け、入院。

3月23日(月)

新型コロナウイルス検査陽性が判明。

3月24日(火)

保健所による調査が行われ、発症日と濃厚接触者の特定が完了。

また、感染症の専門医がいる新宿区内の病院に転院し、人工心肺装置ECMO(エクモ)を装着。

ECMOは最終手段ということですから最重症であることがわかります。

3月26日(木)

ICU(集中治療室)で治療継続中。意識混濁状態。

3月28日(土)

状況は変わらず小康状態。

3月29日(日)

変わらず。

3月29日(日)22:10

新型コロナウイルスによりお亡くなりになりました。

正直こんなことになるとは思ってなかったので、志村けんさんなら奇跡が起きると思ったので

本当にショックです。

※3/30追記。

 

発症してからの経過が早すぎますよね。

人工心肺(ECMO)を着けてからは容態は安定しているものの、変化もないようなのでとても心配です。

このECMOは、急性の肺疾患では2週間以内が通例なんだそうです。

志村けんさんの場合は3月24日にECMOを装着しているので、4月7日くらいまでが勝負ではないでしょうか。




人工心肺装置ECMO(エクモ)とは?適応は?

ECMOは低下した肺の機能を人工肺で補う装置です。

首や足の付け根から静脈に太い管を入れ、血液を体の外へ吸引し、人工肺で血液に酸素を取り込ませ、体内へ戻します。

志村けんさんのように自力で肺での酸素の取り込みができなくなった患者に用いられ、自分の肺の機能が回復するまで、人工肺が肺の機能の代わりを担います。

ECMO(エクモ)の適応は?

日本救急医学会によるとECMOの基準は以下のとおりです。

  • 慎重かつ総合的に判断が必要
  • かなりの人員と労力が必要
  • ECMO を導入しても高度な肺線維化が生じた場合は中止をしなければならないこともある
  • 不可逆性の基礎疾患がある場合は適用外
  • 末期癌は対象外
  • 慢性心不全、慢性呼吸不全、その他重度の慢性臓器不全の合併は予後が悪い
  • 年齢 65-70 才以上は予後が悪く一般的には適応外

志村けんさんの場合、現在70才です。

また以前にも肺炎になっており、今まで大好きだったタバコを辞めています。

ヘビースモーカーだったことから肺にはかなりの負担があったことでしょう。

志村けんさんがECMOの適用だったのかの判断はなかなか難しいところなのではないでしょうか。




人工心肺装置ECMO(エクモ)で回復する確率は50%?

さて、ECMOで回復する確率はどのくらいなのでしょうか。

新型コロナウイルスによるECMO治療の経過を見てみましょう。

  • 3月11日時点:治療者は23人。
    そのうち12人が回復に向かい、亡くなった人はいない。
  • 3月23日時点:治療者は33人。
    そのうち半数以上(仮に17人)が回復。

2週間弱で治療者が10人増えて、回復した人が5人増えたということですね。

治療者の約50%は回復しているようです。

ただ、ECMOの治療は2週間以内が通例ということなので、3月11日時点で回復していない人が現在も回復しない場合はなかなか厳しい結果が待っていそうです。

また、ECMOはあくまでも肺を休ませて自己回復力に頼る治療法です。

高齢の場合は適用外ということもあり、回復率は50%より低い可能性もあります。

ECMO治療管理は人員も必要で大変

ECMOの管理もかなり大変のようです。

まず稼働するのにかなりの人員を割きます。

装着後も24時間態勢で監視が必要で、医師3人が志村けんさんを見ているということになります。

さらにECMOを扱えるのは限られた人で、専門家以外は厳しいようです。

コロナのために単純にECMOを増やすわけにもいかないみたいです。

ECMOの治療費も高額

さらにECMOは治療費も高額なようです。

これだけの人員が必要ですから仕方ないことではありますね。

中国ではECMOを使わなくてもいいくらいに回復するまでに1,000万円以上かかったようです。

絶対に身内がコロナに感染して重症化しないようにしないとですね…。




ECMOの予後・合併症や後遺症は?

ECMOは合併症が発生した場合、予後がかなり悪いようです。

抗凝固剤を使用するため、合併症は以下のものがあり、長期使用すればするほどリスクも跳ね上がるでしょう。

  • 排出血(8.1%)
  • 消化管出血(5.1%)
  • 頭蓋内出血(3.8%)

また志村けんさんのように高齢の場合は、助かっても自宅には戻れない可能性もあるようです。

 




志村けんの芸能界復帰は絶望的?

志村けんさんの予後もよくないのでは、と考える人が多いようです。

確かに高齢・元ヘビースモーカーで肝機能も悪いとなるとECMOの合併症発生率がはかなり高いのではと考えられます。

もしかすると、芸能界の復帰は厳しいかもしれません。

ですが、志村けんさんは現在懸命に戦っています。

回復して何事もなかったかのようにテレビで元気な姿を見せてくれることを心から祈っています。




RELATED POST